農家の娘の独り言

農業の本質って?まとまってない考えを自分なりの言葉で独り言のようにつらつらと……

食べる

大学入って一人暮らし。ほぼ毎日自炊をしています。

ふた月に1、2回くらいのペースで家族が送ってくれる野菜やお米。買ったのが食べられないと思うくらい美味しい。

作った人を知っているからか、作る苦労を知っているからか、巨大な冷蔵庫に入れることなく直送してくれているからか。

いろいろあると思うけど、家族の作った野菜は誇りだと感じた今日この頃。幸せ者だなぁ笑

農業×〇〇

思いついた時にこのシリーズ!!!笑


今日は農業×AI


全ての人が同じような作れるように、農家の方がどこを見て判断しているのかAIによって追う技術が研究されていると聞きます。

間違ってたらすみません。


そんなの発明されたら画期的ですよね。



でも実際は、作物の栽培に時間がかかるためデータの収集がほかのものよりも遅い=研究自体もゆっくり、なんだそうです。


ほんとに上手くいくのか、個人的には疑問が残ります。


野菜の育ち具合はデータだけで判断できるのか。

野菜自体は似ていても、そもそも土壌や気温、日照時間が違う。

その土地にあう肥料や品種も同じなのかは分かりません。


農業とAI技術、どこに持ち込むのか分かりませんが、生き物の行動は100%はよめないように、育ち具合も100%把握するのは難しいんじゃないかなと思ったり。


でも、農家さんの苦労が少しでも良い方向に軽減されるのであればそれはほんとに嬉しいことと思います。新技術を嫌うのではなく、共存する関係が大事かなと。

まだまだ半人前の考えですかねー

農業×〇〇

農業×機械化ってことについて書きたいと思います。


大型機械の導入も進んできて、作業が楽になったと言えます。けど、それが出来るのは、機会を導入できる基盤のある農家さん。それを活用できる経営スキルを持った農家さんだと思います。


費用を上回る売上を上げられるのか。

単に機会だけ導入してもだめですよね。作物を作る土地も広くしたりと、規模を大きくしていかなければなりたちません。


だからこそ、農業のためと機械の導入等に補助金を無条件で出したりするのは無意味とは言いませんが農家さんの首を絞めることにもなりかねないのではと思います。


日本の農業の規模を考えても、機械化を進めようではいかないことは明白です。大きいところ稼げているところのまねではなくて、その土地その人々にあった農業を進めていかなくてはならないなと感じます。

もの消費とこと消費

付加価値の農業を否定する気はないが、それありきにしてしまってはダメじゃないか?基盤に生産型の農業があるからこそじゃないのか?


そう考えを言ったらある方がこう話してくれた。


もの消費とこと消費の考えですね



なるほど!!!!!


今までそんな言葉にしたこと無かったけど、ものすごくスッキリした一言でした。


もの消費の基盤があるからこそ、こと消費に目が向くようになる。これこそ日本の豊かさを表しているのかも。


でも、付加価値があれば高く売れるでは脆い気がする。


安く大量に作る。そこには技術や経験といった言葉では表現出来ないものがあると思う。病気になってしまってはすべて無駄になるし、出したいサイズの規定に合わせて出荷時期を見極めなければならない。自然相手でそう簡単にはいかない。


もの消費の基盤を保つために農家の方々の努力がある。


こと消費に目がいって、もの消費の基盤が崩れてしまったら。安く買い叩かれてしまっているものもあるだろう。そういった野菜に正当な値段が付けられていってほしい。


かという私も学生一人暮らしで安い野菜を買う消費者の1人である。偉そうなことは言ってられない。


しかし、そんな私が大切にしているのは


美味しく食べること。傷ませないようにすること。


つくり手の顔が見えるとか見えないとか、つくり手のことを考えるとか、そんなこと作ってる側は関係ない。美味しく食べてくれること。それこそ重要だと思う。


(これは私個人の見解です笑)



ストーリー

誰もが自分自身の物語をもっていると思う。

過去だったり、思いだったり。


農作物にストーリーとか特異性とかこだわりとかをつけて売っているところが多い。それを否定する気は無いし、それもひとつの売り方だからいいと思う。


けどなあ...っていつもなんか納得がいかない感じがしてた。


ここ何ヶ月か、とある授業に参加してからそのもやもやが大きくなっていろいろと考えていた。いつもじゃなくて、思いついた時だけだけど笑笑



私はストーリー性に頼った売り方を好まない、ということが分かった。



自分の育ってきた環境だなとも思うけど、職人気質の考えなのかもしれない。祖父とか特にそう。

美味しいと食べてもらえることが、嬉しいということ。作り手誰もが思っているだろうな。でも、ものづくりの本質ってそこなのかなと思う。


表面上のものじゃなくて、より本質的なところを見ていきたい。これわ言葉にするには勉強不足。日々勉強だなあ。

農家の売り方

こんにちは


先程、ネット直売についてのフェイスブックの投稿を読んだので、それについて思ったことを。


ネット直売は直接売ることができるから、手数料等が減らせて儲かるからといった点で良い、と行う方がいるかもしれません。


しかし、ネットは情報過多であり埋もれてしまうかもしれないし、他者との競争に勝てなければ売れません。さらに、個人対個人の売り買いで、一定数の売上を確保することには繋がりません。腐ってしまえば元も子もありません。


農協に出すことだけが全てと考えているわけではありません。売るということは、マーケティング、営業等様々なことが必要となってくると思います。その知識もないまま安易に手を出すのは危険だと考えます。


野菜一つ一つにつくり手の思いが込められています。それを、表面上にわかりやすく出すストーリーを重視した売り方は諸刃の剣ではないかと思います。毎日の食事に並ぶ一次産業のものだからこそ、もっと根本的なところを見て行かなければならないと思いました。


自分の言葉で書こうと思ったのですが投稿者の言葉が頭に残りすぎて中途半端になっちゃってる気もします笑

でもとりあえずは自分の中で消化して、言葉として残すということをしていこうかなと思います。

就活はじめました

農家を継ぐと言っているのになぜ就活??


1度は社会に出て経験をつみたいと思っています。

あと、農家って休みがないんですよ。生き物相手なので。だから、普通に働いてそれでも継ぎたいと思ったら継いでほしいと親も言っています。私も、あー就職しとけば良かったーなんて農家になってから言いたくないので。


じゃあ何すんの?


好きなことやっていいって言われてます。恵まれてますよね。ダメだったら戻るところがある。


でもその自由さゆえに、何かを農業に還元したいという思いがあって何やっていいか分からないっていうのが正直なところです。


経営?マーケティング?それとも今後くるであろうAI???


誰か!こんなのもあるよってのあったら教えてください。


今はいろんな企業の方の話を聞き始めた段階です。サマーインターンとかみんな言ってる中でまだ全然業界も絞れていない、10年後のプランしかない。スタートダッシュきれてない!むしろ乗り遅れた!!!


焦っても仕方ないので、ひとつずつやっていきます。その様子も書いていこうかなと思っています。