農家の娘の独り言

農業の本質って?まとまってない考えを自分なりの言葉で独り言のようにつらつらと……

継ごうと思うきっかけ①

無農薬野菜とか付加価値を付けたものが多く出回るようになりました。


ストーリー性も付けやすくメディアでも取り上げやすいし、世間の注目もひきやすい。扱いやすいと言ったら語弊があるかもしれないけど、そっちばかり目立っていることに少し疑問を持ちました。


決して、付加価値を付けることに反対という訳ではありません。付加価値を付けるということは、それだけ手間がかかる。それによってコストもあがる。

基本的に流通しているのは、低コストな野菜だと思うんですね。

いいものを大量に作り続けること。それってなかなか大変だと思います。祖父の苦労話、長くてちゃんと聞いたことはないですが(笑)簡単にはいかなかったことは伝わってきます。


どの農家さんも、その方なりのプライドや誇りを持って作っている。毎日欠かせない食事を彩る第一次産業は、様々な人々の苦労や努力、そしていいものを届けたいという思いから成り立っていると思います。それに、誰しもストーリーは持っている。


ストーリーを重視した発信は人々の興味をひきやすい。それによって第一次産業や今まで知らなかった食に興味を持ってくれる人がいるかもしれない。


でも、第一次産業のきらびやかな姿を見せることだけじゃ、一時的な注目を得るだけで終わってしまうことになりかねないのではないでしょうか。日常に当たり前にあるものを考えることは本当に難しいと感じます。しかし、そこを継ぐまでに考えていきたいと思っています。

はじめまして

こんにちは!農家の娘です!

軽く自己紹介を...

農家の三姉妹の長女として生まれ、将来は農家を継ごうと考えているスポーツ科学部に通う大学生です。

スポーツ科学部って聞いてわかると思いますが、農家継ぐつもりなんて全くありませんでした。

でも、農業っていいじゃん?って思ってしまったんです。
なんでかは気が向いたら書きますね~

スポ科に通って農家を継ごうとしている女子大生という特異な立場で思っていることをつらつらと書いていこうかなと思っています。
多分不定期(笑)

とりあえずこんな感じでゆるーく続けていきます。